2024.11.23 #佐藤保宏
先日、土地の調査で京都市役所分庁舎に行ってきました。京都市役所分庁舎といえば、街並みに溶け込むように設計された低めの建物が特徴的。庁舎内を歩いてみると、中庭の使い方や木目を基調とした天井、控えめな高さに抑えられたデザイン等、歴史と景観を大切にしながら、モダンさも兼ね備えた建築は、「新しいと古いの融合」を感じさせ、本当に考え抜かれているなと感銘を受けました。徹底してますねほんとっ!
実際、京都市内で住宅を建てる場合でも、景観を守るためのさまざまな規制があります。例えば、屋根の形状や外壁の色、軒の出の長さ、さらには道路からの建物の距離や、生垣や塀の使い方、エアコン室外機の位置に至るまで細かなルールが定められていることが多いですよね。これらは、京都らしい街並みを未来へ引き継ぐための重要な取り組みです。
今回、私は京都で住宅設計に携わる予定ですが、こうした規制を守りながら、街に溶け込む佇まいを大切にしたいと考えています。「新しいと古いの融合」を意識し、周囲の風景と調和しつつ、住む方にとって快適で心地よい空間をつくること。それが設計士としての私の使命だと改めて感じた一日でした。京都という特別な場所だからこそ、街の魅力を引き立てる住宅を一緒に作っていきたいと思います。
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私たち十津川の家の設計チームは、お客様一人ひとりに寄り添い、快適で心豊かな住まいを提供することを目指しています。日々知識を深め、お客様とのコミュニケーションを大切にしながら、心が満たされ、体が喜ぶ住まいづくりを共に実現します。私たちと一緒に、理想の住まいを形にしましょう。お客様の想いを反映させた、あなただけの特別な空間をご提案します。
設計 佐藤