兵庫県川西市湯山台 / T様邸 / 2016年竣工
左が6年前 右が2022年現在の様子
建築当時まだ一人で身長も腰壁の高さより低かった女の子が、ご訪問した際にはしっかりお姉ちゃんとして弟二人の面倒を見てあげられるほどにまで成長されていました。
写真をよーく見ていただくとフローリングや柱の色味が違うのに気づいていただけると思います。
杉の無垢材は施工直後は白っぽく見えますが、紫外線を浴びたり、酸化したり、研磨されることで深みのあるブラウンになっていきます。
色の変わる具合はその無垢材が置かれる環境により様々ですが、日当たりの良いLDKなどでは顕著に見られます。
深い色になっていくとともに落ち着いた優しい印象の空間に住まいも成長していきます。
最近ではあまり見なくなった剥き出しの柱ですが、
こちらの物件では大黒柱として少し太いものを入れ、柱の形が見えるように仕上げています。
一家のシンボルのようなこの大黒柱、よく見てみると誕生日に身長を毎年しるしをつけているようでした。
毎年毎年少しずつ伸びる身長を家族が一緒に過ごす空間に残していく
いつか巣立つ日にこの大黒柱を眺められるその時まで
一家のイベントとして続けて頂けると思うと、なんだか嬉しい気持ちになりますね。
キッチンから洗面脱衣所までをリビングを抜けない形でコンパクトに設計することで、家事のやりやすさをアップ。
この導線なら洗濯機が止まったらすぐに気づいてスムーズな家事ができそうです。
キッチンの後ろにはパントリーも備え、備蓄の食料品などもすぐに取り出せます。
コンパクトな導線でもキッチンの前の空間は少し広く取ることで、調理中も気にせず後ろを通り抜けられるといった工夫も見られますね。
こちらはダイニング横にカウンターを設置しお子さんが並んで勉強ができるような環境を作られました。
勉強をするのには個室という方針のご家庭もあるかと思いますが、
小学校の間だとどうしても一人だと集中力が続かないという事例もあります。
オープンなスペースで勉強と向き合うことで適度な緊張感を持つことができ、集中力が切れにくくなる効果も期待できます。
困った時には家事の合間でもお母さんやお父さんに教えてもらったり、コミュニケーションがよくとれる工夫点です。
真ん中のお子さんはまだ勉強机としては使っていないようでしたが、自分の場所があることを誇らしそうに教えてくれました。
階段やそこから上がった廊下やホールは暗くなることも多いですがこちらはホールを壁や、腰壁ではなく、格子手すりとすることで、吹き抜けの高窓からの光を余すことなくホール、階段へ届けることに成功。
手すりは大工さんの手作りで使いやすい高さに調整して形にしました。
ぜひ十津川の木で作った家を
感じてください!
十津川の木をふんだんにつかった家の良さは、
実感していただかないとわかりません。
匂い、手触り、質感など…ぜひ一度、
わたしたちのモデルハウスに遊びに来てみませんか?
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