2021.11.14
2021.11.14
よく集成材の紹介で「無垢材に比べて1.5倍の強度があります」という説明されることがあるようですが、
実はこれはJASという規格の構造用集成材1級の曲げ強度が一般的な無垢材の1.5倍に設定されたためです。
本当の強度は実際に破壊試験をしないとわかりませんが、すべて壊すと建物に使えないので、
たくさん出荷される木材の中の最も弱い材料だとしても安全が確保できるよう、統計的な下限値で強度が決められています。
集成材は天然素材の無垢材に比べて乾燥や成型などを工場で実施して張り合わせる分性能のばらつきが少ないので、数値上無垢材に比べて高い数字で計算されます。
十津川の家で使う構造材は十津川村産のもので、奈良県の地域認証材の水準が担保されたものを使用しています。
木材強度を示すヤング係数が高いことが特徴的な十津川村の木材。
1本1本の特製に合わせ、寸法の縮みや、曲がりや反りなどの発生を防ぎ、徹底した品質管理を行うことで強度の高さを保証します。
寺社仏閣のように長い期間たっている建築物には無垢材が使われています。
文化財レベルの建物となると築100年を超える建造物もあるほどです。
集成材についてはこの1930年代に発祥したもので、日本には50年ほど前に入ってきました。
集成材で建てた建物として文化財を超える建物は今のところはありません。
もちろん、文化財には十二分のメンテナンスが施されているため、
公平な条件ではないかもしれませんが、
強さという点で単純に比較するのは難しいのが集成材と無垢材です。
ぜひ十津川の木で作った家を
感じてください!
十津川の木をふんだんにつかった家の良さは、
実感していただかないとわかりません。
匂い、手触り、質感など…ぜひ一度、
わたしたちのモデルハウスに遊びに来てみませんか?
遠方の方は、まずは資料請求からでも。
どうぞお気軽にお申し付けください。