十津川村について

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日本一広い村、十津川村

十津川村は奈良県の最南端に位置し、西は和歌山県、東は三重県に接しています。
地形を生かした観光スポットや温泉が人気の場所です。
有名な十津川温泉郷をはじめ、迫力満点の谷瀬の吊り橋や幾重にも連なる雄大な山々は、荘厳な眺めを楽しめます。
世界遺産にもなっている熊野参詣道「小辺路(こへち)」など神聖な気持ちになる風景もたくさんあります。

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自然素材の心地よさが魅力です。

家の構造材や床・造作などに、十津川産の無垢材を使用します。
無垢材とは、1本の原木から角材や板を直接必要な寸法に切り出したもののこと。
木本来の質感・風合いを感じることができ、化学物質を含まない自然素材としても安心な材です。

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十津川の木でつくる家

十津川村の木は、急傾斜で密植(植樹の間隔が狭い)されて育つため、年輪の幅が狭く、均一で、良質な材であるのが特長です。
家に使用する木は、できるだけ近くの産地で、というのが基本です。
木も馴染みのある気候風土がいちばんです。湿度・温度の変化に強く、丈夫で長持ちするからです。
長い年月をかけて育まれてきた大自然の中で成長した木が、かたちを変えて、私たちの生活を育んでくれます。

“杉”は強い?

一般的な木造軸組工法の戸建住宅の管柱はホワイトウッド集成材を使用している建物が多いのが現状です。
ホワイトウッド集成材特有の「寸法精度が高い」「強度が安定」「見た目が綺麗」など使用する理由も様々です。 「集成材の強度等級が、杉よりもホワイトウッドのほうが高いから・・・。」と、杉を使用することに難色を示す声をよく耳にします。
木造住宅において、柱関係で主に問題となるのは、柱の土台へのめり込みや座屈(長期荷重)です。
ここで注意すべき点は、柱の「樹種」ではなく、「特定の柱への過度な耐力壁の集中」です。
実際に柱に加わる軸力はプランによって様々ですが、構造計算をおこなっても、一般的な2階建ての住宅であれば、柱自体の強度性能が住宅の安全性を脅かす恐れは低いと考えられます。そして、「耐蟻性」では“杉”のほうが強いとされています。
杉を使用することは居住される方の「安心材料」の一つの要素をいえるのではないでしょうか。

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木の特性

01

リラックス効果

木の香りにはフィトンチッドという精油成分が含まれていて、気持ちを落ち着かせる作用があり、虫がつきにくく、抗菌・消臭効果などもあります。

02

強い素材

鉄やコンクリートに比べて、引っぱりや圧縮・曲げに強く万が一の火事の時も、燃えると炭化層が生まれて中心まで火が進みにくいので意外と強いです。

03

あたたかい

熱伝導率が低く、熱を奪わないので、無垢の床は他の床に比べて体が冷えにくく、あたたかいのです。

04

体にやさしい

木材は紫外線をよく吸収するため、木材に反射する光は目に与える刺激が少ないのです。

05

衝撃を緩和

床に無垢材を使用すると、歩行時の足への負担を減らしたり、転倒してしまったときにも衝撃を緩和してくれます。

06

調湿作用

空気中の温度が高いときには水分を吸収し、乾燥しているときには水分を放出してくれる働きがあります。

奈良県地域認証材を使用

奈良県地域認証材を使用

奈良県地域材認証センターでは、品質基準を満たす製材品を供給できる登録業者を認定し、良質な材を提供していく制度を設けています。
乾燥度合(含水率)や強度(ヤング係数)等が明らかな製材品を提供するため、品質基準に合格した製材品には認定シールが貼付されます。
柱や梁は多くが仕上げ材で隠れてしまいますが、住まいを支える骨組みだからこそ、その品質が重要です。 良質な木材を使うことが、暮らしの安心につながります。

十津川村森林組合 木材加工流通センター

木材加工流通センター
木材加工流通センター

山から切り出された木材は、十津川村林にある工場で加工されています。
約1万4000平方メートルの敷地内には、たくさんの木材がストックされていて、木の香りが漂っています。