木には、湿度をコントロールするすぐれた機能があります。空気中の湿度が高いときには水分を吸収し、逆に低いときには水分を放出します。湿気の多い日本にとって、この調湿機能は大きなメリットになります。木の自然な調湿作用が働き、ほどよい通風と防湿が図られ、家を長持ちさせてくれます。
このような木の調湿機能は、私たちの健康を保つためにも大きく関係します。人が生活するにあたって、湿度は高すぎても低すぎても、健康にはマイナスです。湿度の大幅な低下はインフルエンザなどのウイルスの繁殖を活発にし、また、多湿になるとカビ・ダニが発生しやすくなります。近年、住宅の気密化が進んだこともあり、ダニのフンや死骸、カビなどのハウスダストによる喘息やアレルギー疾患が増加傾向にあります。
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