営業ブログ

2024.02.04 #三輪朱音

地名には意味がある

三輪朱音

こんにちは、十津川の家の三輪です。

今流行りの竹製エコカトラリーをお弁当用に持ってきたのですが、竹らしく結構しなりがあります。

フォークがお米の弾力に負けてぐにゃっとなったときはさすがに怖くなったので、フォークだけお蔵入りにしました。

最近はプラスチック製の食器が有料のことも多いので、どうしてもというときに封印を解こうと思います。

先日、お客様から「検討中の地名に縁起の悪い漢字が使われていて気になる」というお声をいただきました。

その土地の地名は、特に薄暗い感じの由来があるわけではないようなのですが、確かにこの先ずっと暮らしていくと考えると気になりますよね。

調べていくと、「日本の地名は良いイメージのない漢字を当てることがけっこうある」ということが分かりました。

というのも、日本は自然災害が非常に多い国です。

昔の日本では、先人がその土地で経験した天災をのちに住む人々に伝えるため、注意喚起の目的で天災を表す漢字を地名に入れ込んだそうです。

もちろん昔と今では地形や気候も変わっていますから、地名だけでその土地の性質を判断することはできません。

氾濫を繰り返していた川が埋め立てられて、そういう地名だけが残ったというケースもあります。

ちなみに、今回のお客様の土地は天災由来ではなく、ただ地名が転訛してなぜか縁起の悪い漢字が当てられたようで、お客様もがっくりしておられました。

住宅改革部 三輪