2024.05.13 #三輪朱音
こんにちは、十津川の家の三輪です。
じわじわ暑くなって、紫外線が気になる季節になりましたね。
人間の肌は紫外線にあたると日焼けしますが、家も同じように日焼けします。
常に日光や雨風にさらし続けるのでなければ、ただちにささくれやめくれなどが発生することはないので怖がりすぎることはありませんが、変色のような小さな変化は起こってきます。
とくに十津川の家の無塗装の紙クロスは白いので、紫外線による黄変が目立ちやすい面があります。
そこで、取れる対策として、紙クロスにデュブロン(紙クロス専用の漆喰系自然塗料)を塗ったり、光がよく当たる壁は漆喰壁にするなどがあります。
漆喰、とくに十津川の家が採用しているスイス漆喰の原料はほぼ100%混ざりものなしの石灰石です。
石灰石は無機物なので、紫外線による化学変化が起こりにくく、結果日焼けが起こりにくいというわけです。
他にも窓を紫外線カットのものにしたり、最初は無塗装の紙クロスにして日焼けしたらデュブロンを塗る、という手もあります。
正解はないので、自分の好みの方法を選んでくださいね。
住宅改革部 三輪