2024.09.20 #佐藤保宏
先日、お隣さんからお裾分けでお米をいただきました。ご実家が農家ということで、新米が送られてきたそうです。袋に添えられた手紙には、こんな言葉が綴られていました。
「佐藤様
ハンパない暑さの毎日でしたが、先が見えてきましたね。後ちょっとご自愛ください。少しですが、〇〇(産地名)の新米です。〇月〇日 ○○(お名前)」
最近では、近所付き合いが少なくなっているとよく聞きますが、このようなやりとりに心が温まる思いがしました。小さなつながりが、日々の暮らしに心地よい安心感をもたらしてくれるものですね。
このような人とのつながりを感じられる住宅づくりには、いくつかの工夫が考えられます。たとえば、玄関先にベンチを設けたり、庭や縁側を共有できる設計にすることで、自然とコミュニケーションが生まれる空間を作ることができます。ふとした瞬間に挨拶を交わしたり、立ち話をすることができる場所があれば、隣人との関係が深まるきっかけになるかもしれませんね。
「住まいは単なる建物ではなく、人とのつながりを育む場所である」という視点を持って、家づくりを考えてみると、より豊かな生活が広がるのではないでしょうか。
ちょっとした気遣いやお裾分けが、思わぬ喜びとつながりを生むことがあります。家づくりの際には、そんな心温まる交流が生まれる空間づくりを意識してみるのも素敵です。
○○さん(お隣さん)ありがたく頂戴します!
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私たち十津川の家の設計チームはお客様のひとりひとりに寄り添った、快適なお住まいを提案するため日々知識を深め、お客様に寄り添い「こころ」が豊かに「からだ」が喜ぶ住まいづくりをお客様と共につくりあげます。
設計 佐藤