

2025.08.21 #高木恵子
最近、リノベーションされた団地が幅広い世代の間で再び注目を集めています。
その理由はいくつかあります。
まずは立地の良さ。高度経済成長期に建てられた団地は駅や商業施設に近いだけでなく、公園や緑地を併設したり、敷地内にゆとりを持って配置されているものが多く、建物の周りに空間があることで、開放感や安心感を感じられるのも魅力のひとつ。
さらに、シンプルな間取りとちょうどいいサイズ感は、モノを持ちすぎない“ミニマルな暮らし”にぴったり。価格の手頃さやリノベーションのしやすさもあり、昭和の団地が再び脚光を浴びています。
実は、この価値観は“小さな家”にも通じます。
コンパクトだからこそ家事動線が短く、冷暖房効率も良い。
限られたスペースを工夫して、自分たちらしい暮らしをつくることができます。
大切なのは“広さ”ではなく、“心地よさ”。
ただし、古い団地には性能面での不安も残ります。断熱性・耐震性が最新基準に満たないことも少なくありません。またコンクリートの床や壁は冬場に冷たく、湿気がこもりやすい。
その点、十津川の家なら「小さな家で心地よく暮らす」という団地の良さを引き継ぎつつ、自然素材の温もりと最新の性能を備えています。
間取りも暮らし方に合わせて自由に設計でき、長く安心して住めるのが大きな違いです。
団地人気が示しているのは、「大きな家より、自分たちに合った家で豊かに暮らしたい」という価値観。
その思いに共感する方にこそ、十津川の家の“小さな家で心地よく暮らす”という提案を、ぜひ知っていただきたいと思います。