

2025.10.10 #高木恵子
こんにちは 十津川の家の高木です。
今日は外構業者さんと、変形地の外構について打ち合わせを行いました。
一般的に、変形地は「使いにくい」「設計が難しい」といったイメージを持たれがちです。でも、工夫次第で唯一無二の魅力に変えることができます。たとえば駐車場やアプローチの配置、植栽の仕方によって、限られたスペースが奥行きを感じる空間になったり、自然と建物に視線が導かれる動線をつくることができます。
今回の打ち合わせでは、十津川の家らしく「森の小道」をイメージして、自然との調和を大切にしながら、変形地ならではの個性を活かす方法を一緒に検討しました。杉や檜の素材感と相性の良い植栽や石の配置を考えると、むしろ長方形の敷地にはない豊かな表情が生まれそうです。
変形地だからこそ生まれる 独自の魅力を見つけることは、家づくりにおいてとても大切な視点です。敷地の形を個性と捉え、その場所にしかない住まいと外構をつくること。完成がとても楽しみです。