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2025.12.19 #高木恵子

乾燥する冬、火災リスクを減らす住まいの空気

高木恵子

こんにちは。十津川の家の高木です。

冬になると、空気の乾燥とともに、火の扱いに少し注意したい季節になります。
暖房を使う時間が増え、室内の空気も乾きやすくなる時期です。

空気が乾燥している冬は、埃が舞いやすくなり、静電気も起きやすくなります。
その結果、普段あまり掃除をしない場所に埃が溜まりやすくなり、火災につながるリスクが高まることがあります。

埃が火災につながるのは、埃そのものが特別に燃えやすいからというより、「火がつきやすい状態をつくってしまう」ためです。

埃は、衣類や紙の繊維、髪の毛、ペットの毛など、細かくて乾きやすいものの集まりです。
これが乾燥した状態で溜まると、ちょっとした熱や火花がきっかけになることがあります。

特に注意したいのが、コンセント周りや電源プラグの隙間です。

そこに埃が溜まることで、わずかな電気の熱や火花に触れ、発火につながってしまうケースもあります。

だからこそ、埃が溜まりにくい空気環境や、日頃から変化に気づきやすい住まいであることが大切だと感じています。

無垢材や漆喰などの自然素材は、室内の湿度をゆるやかに整え、空気が乾きすぎるのを防いでくれます。
そうした空気環境が、冬の暮らしに小さな安心を添えてくれるのかもしれません。