2026.01.16 #馬場紀子
こんにちは、インテリアコーディネーターの馬場です。
家づくりの打ち合わせでは間取りや床材・壁材に目がいきがちですが、
実は“扉”も空間の印象を大きく左右する要素のひとつです。
例えば同じデザインでもホワイトなのか木目なのか、はたまたグレーなどかの色みで印象が変わります。壁や床と同系色にするとなじみやすく、あえてコントラストをつけるとアクセントにもなります。
逆に同じ色でも、フラットなのか框入りなのかでもシンプルだったり上品なイメージになったりと、
デザインが違うだけで印象は驚くほど変わります。
また、扉そのものだけでなく、取っ手の形や色も全体の印象に影響します。近年グレーカラーがとても人気がありますが、取っ手をブラックにするとカッコイイ感じに、ゴールドにすると上品なイメージにがらりと変貌します。
「小さな部分だから」と思われがちですが、
実はここが仕上がりの“質感”を左右するポイントです。
すべて同じ扉でそろえるのも統一感があって素敵ですが、収納の扉などは比較的面積が大きくなりがちなので、壁になじませるようにすると、部屋全体がスッキリした印象になり、広く見えるのでおすすめです。
扉は主役ではないようでいて、
実は空間の印象を静かに、でも確実に決めています。
「なんとなくこれでいいかな」ではなく、
床や壁、照明とのバランスを考えて選ぶことで、より心地よい空間に仕上がります。
お部屋のインテリアを考える際には、
ぜひ“扉にも少しだけ目を向けて”みてくださいね。