2026.02.01 #佐藤保宏
年末からお正月にかけて、すっかりぐうたらな生活を送っていました。
久しぶりに出勤すると、駅の階段が想像以上につらい。と感じる・・・年寄りの私です。
日常にある上下移動が思った以上に負担になっていることを実感します。
その理由がきっかけではないと思いますが、最近「できれば平屋で暮らしたい」という声をよく聞くようになりました。
でも土地の価格が上がってしまった今、平屋は「合理的な選択」であると同時に、少し贅沢な住まい方にもなっていますね。
だからこそ、平屋を考えるときは
「広さ」よりも「どう暮らすか」がより重要になります。
小さくても、きちんと考えて少し遊び心のある場所をプラスすれば平屋は、数字以上に心地よく感じられます。
十津川の家では、
無垢材の床やしっくいの壁といった自然素材を使いながら、
コンパクトでも窮屈さを感じない平屋のかたちを大切にしています。
冬の冷え込みや夏の暑さをやわらかく受け止めてくれる住まいは、
日々の体やこころへの負担も、少しずつ軽くしてくれるように思います。
平屋は、特別な人のための贅沢ではなく、
これからの暮らしを無理なく続けるための選択肢のひとつ。
そんなふうに考える方が、これからもっと増えていきそうです。
設計 佐藤