2023.09.23 #内川顕雄
こんにちは!
十津川の家の内川です。
本日は、高槻市で建築中の現場の様子をどうぞ♪
こちらのお家もお施主様のこだわりが詰まったお家ですが、一番の特徴が外壁の仕様です。
ご契約前からご希望されていた「ラップサイディング」を取り入れています。
ラップサイディングの施工では、長方形の細い板を何枚も用意し、それらを重ねながら張り合わせ、外壁をカバーしていきます。
光が当たると、重ねた板それぞれに陰影がかかることで、壁全体に立体的な模様が広がるので、日々の自然光によってさまざまな模様を楽しむことができます♪
今日では、ラップサイディングを使用した建築物やインテリアを指して「アーリーアメリカン様式」と呼んでいるそうです。
このラップサイディングのメリット・デメリットを簡単にご説明します。
メリット1
先程書かせていただいた通り、外壁に立体感が出て、独特の陰影が印象的なデザイン性。部分的に取り入れるだけでも素敵なアクセントになります。
メリット2
ほかの外壁材とは異なり、板材の張り合わせにシーリング材を使用しない(使用するとしても、四隅や窓周りという限られた部分のみ)ので、メンテナンスコストの節約ができます。どんな耐久性の高い外壁材も、シーリング材の劣化によって5~15年に1度はメンテナンスが必要になるので、最小限にメンテナンスコストを抑えることが可能です。
デメリット
初期費用が高くなります。1枚1枚板材を張り合わせていくため職人さんの手間がかかり、施工期間が長くなるので、費用が高くなります。
ラップサイディングも、タイルの外壁と同様に初期費用が掛かりますが、ランニングコストを抑えることが可能な外壁材です。
どちらも十津川の家の外壁材に取り入れることは可能ですので、気になりましたらいつでもご質問ください。
お待ちしております。