2023.08.10 #三輪朱音
こんにちは、十津川の家の三輪です。
最近、新築の家でニッチが採用されていることが多いですね。
ニッチは、壁を掘り込んで作る飾り棚のことです。
ニッチにインテリアやお花を飾っている写真をSNSで拝見することがありますが、とても素敵です。
十津川の家でも、標準仕様で2箇所のニッチを含んでいます。
階段ホールにニッチをつけてインテリアを飾ったり、リビングにつけてリモコンニッチにしたり、キッチン前面の腰壁につけてティッシュなどの日用品を置いたり、いろいろな場所で、いろいろな使い方ができます。
ただし、どこにでもつけられるわけではありません。
ニッチは壁の中の空洞の部分を有効利用するものです。
なので、壁の中に何かあるときは設置できない場合があります。
たとえば、外壁にあたる壁には断熱材が入っているので、ニッチをつけられないわけではありませんが、断熱材を部分的に削らなければいけません。
また、筋交いといって、壁を補強するために柱と柱の間に斜めに入れる部材がありますが、これは削ることができませんので、筋交いが入っている部分にはニッチは設置できません。
リモコンニッチをつけたい場合、壁の中に配線を通しますので、普通のニッチよりも厚みが必要になります。
つけたい場所の裏が、引き戸の引き込みなどで壁が薄い部分だと配線スペースが取れませんので注意が必要です。
住宅改革部 三輪