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2024.04.29 #三輪朱音

土地の私道負担部分

三輪朱音

こんにちは、十津川の家の三輪です。

昨夜、帰宅したところエントランスの照明にカメムシが体当たりしており、絶望的な気分になりました。

昨年の私がカメムシから解放されたのが秋の終わりごろだと記憶しているので、短いオフシーズンでしたね。

第一関門を突破して玄関にたどりついたら、玄関ドアの10センチ横に2匹目がひっついていました。

どうやらカメムシも私の家が好きみたいです。

今日土地探しをしていたら、予算よりかなりお手頃な価格で、しかも28坪の土地が登録されていました。

これは!と思って詳細を確認したところ、私道負担が約6坪分あり、実質22坪弱の土地だったという顛末です。

私道負担があったところで、所有面積は28坪なんでしょ?と思われるかもしれませんが、私道負担の部分には建築物を設置することができません。

建築可能面積も、私道負担の面積を引いた実質面積に建ぺい率をかけて算出されます。

つまり、実質の面積が22坪で建ぺい率が60%の場合、建てられる家は総二階で延床面積26.4坪以下の家ということになります。

もちろん3階建てにすれば30坪以上の家が建てられますよ。

コンパクトな土地を買って広い3階建ての家を建てるか、広めの土地を買って建物の面積を抑えめにするか、どちらがいいかはお施主様によって違います。

もし2階建てと3階建てで迷っているなら、一度両方の見積を出してもらうのもおすすめです。

住宅改革部 三輪