2024.04.04 #三輪朱音
こんにちは、十津川の家の三輪です。
先日所用があり北海道に行ってきました。
その日大阪の気温が20度越えだったのに対し、札幌の最高気温は8度です。
溶け残った雪も散見され、大阪の過ごしやすさを痛感しました。
玄関の風除室や二重窓のついた家も多くあり、雪国で家を建てるとかなりコストアップしそうだなと思いました。
見た目だけではなく、断熱材やサッシの性能なども、北海道と大阪では大きく違います。
その違いの基準になるのが、国土交通省などが気候に合わせて地域を分類した地域区分です。
北海道が1地域で沖縄が8地域というふうに、全国が1~8の地域に分類され、数字が若いほど高い性能が必要になります。
ちなみに、大阪は5~6地域に該当します。
暑さ、寒さともにバランスのいい地域ということです。
そういう地域で性能の数値を追求していくと、オーバースペックになり、コストパフォーマンスが悪くなってしまう可能性があります。
家を建てるときは、建築予定地の気候と、自分が暑さ・寒さどちらに弱いかなどを考慮して断熱性をどこまで上げるか決めるといいですね。
住宅改革部 三輪