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2023.08.21 #三輪朱音

最適な廊下の幅とは

三輪朱音

こんにちは、十津川の家の三輪です。

おととい尺モジュールとメーターモジュールの話をしました。

尺モジュールは間取りの方眼の1マスを91cmで区切り、メーターモジュールは1mで区切る方法です。

尺モジュールとメーターモジュールの違いが大きく出るのは廊下や階段です。

廊下や階段の幅は、通常1マス分で作成されることが多いので、広さの違いが分かりやすいです。

廊下の広さは尺モジュールが91cmでメーターモジュールが1m…と思いがちですが、そうではありません。

91cmや1mという長さは、柱の芯から芯までの長さのことです。

つまり、91cmから柱と石膏ボードの厚みを引いた長さが、本当の廊下の幅ということです。

一般的に、廊下の有効幅は尺モジュールで78cm、メーターモジュールで87cm前後になります。

例えば車椅子の横幅は標準的なもので60~70cmですから、尺モジュールだと場合によっては余裕が少ないですね。

1点注意したいのは、尺モジュールよりメーターモジュールで廊下を作った方がいいとは一概には言えないということです。

例えば廊下の両側に手すりをつけて、両手で手すりを支持して歩きたいという場合などは尺モジュールの方が適しています。

あくまで、住む人に適したモジュールを選ぶことが肝要です。

8/26(土)27(日)に完成見学会をさせていただくお家は、基本的には尺モジュールですが、1階の廊下のみメーターモジュールを採用したいいとこどりのお家です。

ご興味のある方は、ぜひ自分の目でモジュールの違いを確かめに来てください。

完全予約制につき、こちらからご予約ください。

住宅改革部 三輪