

2025.07.13 #高木恵子
こんにちは 十津川の家の高木です。
「木育(もくいく)」という言葉、このブログを読んでくださっている方なら、ご存じの方も多いかもしれません。
木にふれ、木のぬくもりや香りを感じながら、木の大切さや自然とのつながりを学ぶ――
それが「木育」の考え方です。
実はこの言葉、2004年に北海道で生まれ、豊かな森林資源を活かし、子どもたちが木と共に育つ文化を根づかせたいという思いから始まりました。
そして今、木育が全国に広まりつつある背景には、
・自然との共生
・サステナブルな暮らし
・プラスチックから木へという素材の見直し
など、暮らし全体の価値観の変化があります。
保育園や子育て支援施設でも、木のおもちゃや木製遊具が増えてきました。五感を通じて自然のやさしさを感じることは、子どもたちにとって大切な体験です。
私たちがつくる「十津川の家」もまた、こうした木育の考え方とつながっています。杉や桧などの無垢材を使い、家の中でも自然のぬくもりを感じられる住まい。
素足で歩く床のやさしさ、木の香り、あたたかな空気感――
それは子どもにとっても、大人にとっても、心地よく安心できる環境です。
木育は、特別な取り組みではありません。
暮らしの中に自然と取り入れていけるもの。
「木とともに育つ」「木とともに暮らす」
そんな住まいを、私たちはこれからも届けていきたいと思っています。