

2025.08.29 #高木恵子
こんにちは 十津川の家の高木です。
先日の「十津川の家フォトコンテスト」の結果発表いたしました!
賞品には“木のノベルティ”をご用意しました。その中のスタンド付きまな板について・・・
まな板といえばプラスチックを使っている方も多いと思いますが、木のまな板には独特の良さがあります。
まずは包丁の刃あたり。
木は適度にやわらかいので、刃を傷めにくくて切りやすいんです。
毎日のように料理をする人にとっては、実はこれって大事なポイントです。
それから意外かもしれませんが、お手入れのしやすさ。
傷が増えて表面がざらついたら紙やすりで軽く削れば、つるっとした使い心地が戻ります。
カビが気になるときも、紙やすりで軽く削ったり塩でこすったり熱湯をかけてしっかり乾かせば大丈夫。
少し手をかけるだけで、長く清潔に使えるのも魅力です。
そしてもうひとつ嬉しいのが、切った野菜や果物が“みずみずしく”感じられること。
これは木が余分な水分を吸ってくれるからだと言われています。
科学的に「鮮度が長持ちする」とまでは言えませんが、実際に使ってみると仕上がりが違う気がします。
最後に忘れてはいけないのが、野菜を切るときに響く“トントン”の音。
プラスチックのパチンパチンという音とは違って、木は「トン、トン」と耳に優しく響きます。
たとえば、朝に台所から聞こえてくるトントンという音と、お味噌汁のいい香り。
それだけで目が覚めて、なんだか一日を気持ちよく始められる気がします。
そして何より丁寧な暮らしをしている感じがして、なんだか気持ちが整うように思います。
今回のフォトコンテストにご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
皆さまのお写真やコメントから、暮らしを楽しまれている想いがたくさん伝わってきて、私たちも嬉しく拝見しました。
これからも、暮らしの中で気軽にワクワクできる企画を続けていきたいと思います。