営業ブログ

2025.10.25 #高木恵子

杉の家が山を守る

高木恵子

こんにちは 十津川の家の高木です。

私たちが国産の杉や檜を使って家を建てているのは「国産だから安心」という理由だけではありません。

山を健やかに保つためには、木を植えるだけでなく、きちんと育て、伐って、また植える──
この循環がとても大切です。

手入れのされない山では、木が密集して日が差し込みません。
暗くて風通しの悪い環境の中で育った杉は、多くの花粉を蓄えてしまうそうです。

だからこそ、適度に木を伐り、使うこと。
それが山を守ることにつながります。
「木を伐る」と聞くと、どこかマイナスの印象を受けるかもしれませんが、
実は、次の世代の山を育てるための大切な仕事なんです。

私たちは国産材を選ぶのは、そんな山の循環をもう一度取り戻したいという思いからです。

私たちが国産材を選ぶのは、そんな山の循環を取り戻すための小さな一歩。
家づくりを通して、山の恵みを活かしながら、次の世代へつながる環境を守っていきたいと思います。