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2026.02.27 #高木恵子

杉は本当に悪者?

高木恵子

こんにちは 十津川の家の高木です。

この季節になると、
打ち合わせでも「花粉がつらくて…」という声をよく聞きます。

杉の花粉を出しているのは「雄花」で、
成熟期に入ったり、手入れが行き届かず密集した環境になると、
子孫を残そうとして雄花を多くつけやすい性質があります。

戦後に多く植えられた杉は、いまちょうど成熟期。
さらに、伐られず放置された人工林も増えています。
その結果、雄花が増え、花粉量が多くなる一因になっています。

本来の山は、
成熟した木を伐り、住まいの材料として活かし、
また苗木を植え、山をきちんと手入れしていく。

その循環が、山を健やかに保ちます。

すぐに花粉がなくなるわけではありません。
でも、杉を避けるのではなく、正しく使い、循環させること。

だから私たちは国産材を選び、
山とつながる家づくりを大切にしています。

花粉に悩まされるこの季節だからこそ、
そんな選択肢もあることを、知っていただけたら嬉しいです。