営業ブログ

2025.12.19

漆喰が持つ防火性

こんにちは 十津川の家の高木です。

昨日のブログでは、冬の乾燥した時期に多い火災と、住まいの中に潜む小さなリスクについて書かせていただきました。


今日はその続きとして、自然素材の中でも防火性が良い漆喰が持つ性質について。

漆喰に防火効果がある理由は、素材そのものの成り立ちにあります。 一度、非常に高い温度を経験している素材なので、火に当たってもそれ以上燃える要素をほとんど持っていません。

また、漆喰は無機質の材料なので、火が当たっても表面が炭化したり溶けたりせず、延焼しにくい性質があります。 さらに、火災時に問題となる有害な煙やガスがほとんど発生しないのも特徴です

つまり漆喰は、 「燃えにくい」「延焼しにくい」「煙を出しにくい」 という性質を、加工ではなく素材そのものが持っているため、防火性が高いとされているのです。