設計士ブログ

2024.05.12 #高木恵子

断捨離のつもりが…

高木恵子

待ちに待ったGWのはずだったのに、休みの前半に少しずつ気になり始めていた冷蔵庫の片づけに手を出してしまいました。

ドアポケットや棚を外し、すべて水洗い。賞味期限の切れた調味料を捨て、見通しも良くなってすっきりしました。

よし!断捨離しよう!と次はキッチンの背面の収納にも手を出してしまいました。使いにくかったカトラリーや子供が小さかった頃のお弁当づくり用のグッズがたくさん出てきました。もう子どもたちにお弁当も作る機会もほとんどないでしょう。当時はお弁当づくりがとてもおっくうでしたが、今では良い思い出です。少し寂しい気もして、置いておく…?いや、ダメ、ダメ。どんどん捨てました。

物の居場所ができて、取り出しやすく、使いやすくなりました。

次は色とりどりの袋のまま保存している調味料やお茶葉が目につきました。インテリアコーディネーターとしては使いやすいだけではいけません。ガラスのおしゃれな容器に移して、見せる収納にしよう!

いざ、お店へ。そこでガラスの保存容器を見つけ、手に取ってみるととても軽いのです。それはガラス製ではなく、プラスティック製でした。お値段も安く、軽いので、握力が弱くなってきた私には好都合です。早速、4個持ってレジへ。

帰宅して、調味料とお茶葉を詰め替えて、位置を整えて…使いやすく、かつ見た目もスッキリ。落ち着きました。

収納のお打ち合わせは家づくりの中でも特に悩まれる部分のひとつかと思います。物を溜めるために収納を作るのではなく、ものを使いつくすための収納をご提案したいと思います。それぞれのライフスタイルに合わせて、生活しやすく、ほんの少しの遊び心を入れた、今まで家事をしてきた主婦としての経験を活かしながらご提案できればと思っております。

今回の片付けに満足しながらも、気付いてしまいました…

あれ?保存容器4個も増えてる…断捨離じゃなかったっけ…

インテリアコーディネーター 高木