2025.12.07 #佐藤保宏
先日、娘が旅行に行くため、飼っているフェレットを数日預かることになりました。
遊んでいるうちにやっぱり愛着が湧いてきて、お別れの時には、思った以上に寂しさを感じました。
ペットは、存在そのものが暮らしを満たしてくれることを再認識した今日この頃です。。
最近は単身の方や、ご夫婦お二人でペットと暮らす――そんな暮らし方をよく聞きますね。
ライフスタイルが多様になり、「家族の形=人数」ではなく「関係性」で考えられるようになった今、ペットは大切な「家族」として住まいづくりの中心に入るケースが多くなりました。
特に犬や猫と生活する場合、床材・温度管理・動線計画はとても重要。
一般のフローリングは滑りやすく足腰への負担が大きいのですが、杉やヒノキの無垢材は柔らかく脚に優しいため、シニア期を見据えて選ばれる方も増えています。
また、漆喰の壁は湿度調整や消臭効果に優れ、ペット特有の 「ニオイ問題」 にとても相性の良い素材です。
最近よくご相談いただくのは、例えば
・玄関横の足洗い場
・滑りにくい廊下や回遊動線
・多頭飼い用のセパレートゾーン
・猫が行き来できる小窓やステップ
・ペットフードやケア用品の定位置収納
…など、間取り段階で配慮する“小さな設計の工夫”。
こうした工夫があるだけで、ペットとの暮らしは驚くほど変わります。
十津川の家では、自然素材のやさしさと設計の工夫を組み合わせながら、
「人にとって心地よい家が、ペットにとっても快適であること」
を大切に考えています。
現在、こうした「ペットとの暮らし方」をテーマにした住まいのご提案を整えているところです。
住まいづくりをご検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。
設計 佐藤