設計士ブログ

2024.07.13 #佐藤保宏

すぐそばにある建築作品

佐藤保宏

大阪府茨木市に昨年の秋に完成した「おにくる」という建物をご存じですか。

おにくるホールの概要

おにくるホールは、大阪府茨木市にある多目的ホールで、さまざまな施設が併設されています。1階から7階まで交差するエレベーターで縦に繋がり、間仕切りが少ない開放的な空間が特徴です。各階にはテーマごとに図書館が配置され、訪れる人々が様々な知識や文化に触れることができます。コンサートホール、図書館、子育て支援施設(室内の公園風)、プラネタリウム、カフェ、など、多くの施設が集まっています。人や出来事との出会いや活動を作り、一緒に育んでいく場にしたいという思いが込められています。

小さなお子様からお年寄りまでゆっくり利用できる建物です。休日によってみてはいかがですか。図書館は週末いっぱいです。私はプラネタリウムが特にお勧めです。ちなみに「おにくる」の名称は募集で6歳のお子様の案だそうです!


建築家 伊藤豊雄氏

おにくるホールは、世界的に有名な建築家、伊藤豊雄氏によって設計されました。伊藤氏の代表作には、「せんだいメディアテーク」「みんなの森 ぎふメディアコスモス」「台中国家歌劇院」(台湾)などがあります。このような著名な建築家の作品が身近に見られ、使用できることは、設計に携わる者にとっては非常にテンションが上がり、また大変勉強になります。


おにくるホールのように、間仕切りが少なく縦に繋がる設計は、家族がコミュニケーションを取りながら生活できる住まいとしてとても魅力的です。家全体が一つの大きな家族のための空間になります。。家族が自然に集まり、コミュニケーションが生まれる空間を作り出すことは、快適で豊かな暮らしを実現するために非常に重要だと思います。

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私たち十津川の家の設計チームはお客様のひとりひとりに合った、快適なお住まいを提案するため日々知識を深め、お客様に寄り添い「こころ」が豊かに「からだ」が喜ぶ住まいづくりをお客様と共につくりあげます。

設計 佐藤