

2025.05.24 #佐藤保宏
“空気が流れる家”をつくる工夫
最近、帰宅時にドアを開けてすぐに感じるこもった生暖かい空気と湿気。
エアコンを入れる前にとりあえず窓を全開にして換気——
部屋の窓を開けてドアを前回にすると一気に抜けますねー!そんな毎日が続く季節です。
でも実は、「風通しのいい家」にする工夫って、
窓の配置だけじゃないんです。
たとえば——
✔ 室内ドアをルーバー付き
ドアを閉めていても空気が流れるから、個室の湿気対策にも◎。
✔ 天井に空気を逃がす“欄間”をつける
昔ながらの和の工夫。見た目にも風情があって、空気がやわらかく動きます。
✔ 階段や吹き抜けを“空気の縦道”として活かす
上下に流れる空気を利用すれば、窓が少ない間取りでも風が通ります。
✔ 換気システムの見直し
機械換気も上手に組み合わせると、年中快適な空気をキープできます。
こうした工夫を組み合わせると、
たとえ窓を開けなくても、家の中の空気が自然に動くようになります。
「ムワッと感」がないだけで、帰宅時のストレスがかなり減りますよ。
気密性と断熱性を大事にしつつも、
“風が通り抜けるような設計”を意識すること。
これが、これからの季節を快適に過ごすカギになるかもしれません。
(いっそのことドアの無い住まいがコミュニケーションの風通しもよくてベターかも!)
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私たち「十津川の家」の設計チームは、お客様一人ひとりの声に耳を傾け、快適で心豊かな暮らしをかたちにすることを目指しています。
自然を感じ、「こころ」が満たされ、「からだ」が喜ぶ住まい。
そんな毎日を一緒に実現していきましょう。
今のお住まいの悩みやこれからの理想、ぜひ私たちにお聞かせください。
設計 佐藤