2025.01.17 #佐藤保宏
前回のペレットトーブのお話に続き、各部屋での暖かい過ごし方を紹介します。冬の窓際は、外気を取り込む場所として寒さを感じるイメージがあるかもしれませんが、実は道路や庭などに面した開けた窓からは、日差しをしっかり取り込むことができ、思った以上に暖かい空間を作れるんです。特に、南向きや東向きの窓際では、午前中のやわらかい光が部屋全体を包み込み、まるで自然のヒーターのように体も心も温めてくれます。
窓際にデスクとチェアを置くだけで、光を存分に活かした快適な書斎コーナーが完成します。庭や道路を眺めながら作業するのは心地よく、特に冬の朝日を浴びるとリラックスしつつやる気も湧いてきます。お隣や道路向いのお家からの反射でやんわりと光の入る北側の窓でも結構暖かい光が入ってきますよ。・・・そんなポカポカな状態にしたらすぐ寝てしましますね(+_+)
日光が大好きな観葉植物を窓辺に置いてみましょう。「モンステラ」や「ゴムの木」など、緑豊かな植物は寒い季節に潤いを与え、外の景色と重なることでナチュラルな癒しを演出してくれます。窓辺の明るい日差しを受けて元気に育つ植物を眺めるのも楽しいひとときです。ジャングルのような部屋・・・憧れです!管理が大変ですけど(-_-;)
リビングではソファやアームチェアを窓際に寄せると、暖かい光が降り注ぐ特等席になります。外の風景を楽しむだけでなく、日中の光が部屋全体をポカポカとした雰囲気に変えてくれるので、自然とそこに人が集まりたくなります。お子さんがいる家庭では、窓際を遊び場や学びのスペースとして活用するのもいいですね(*^^)v
開けた窓からの光を活かすため、暖色系で軽やかなカーテンやブラインドを選ぶのもおすすめ。断熱効果の高いものを使うと、窓辺の冷気を防ぎつつ温かい光をしっかり取り込めます。ハニカムスクリーンが流行ってきてます!(^^)!
小さな模様替えをするだけで、冬の窓際が一番心地よい場所に早変わりします。ぜひこの季節、窓際の可能性を楽しんでみてください!間取りをご提案する節にはパッシブデザイン(機械に頼らず太陽の光や熱、風など自然の力を利用する設計技術)などを取入れ、上記のような内容を考慮しご提案をします是非!お気軽にご相談を。
設計 佐藤