2024.11.29 #佐藤保宏
家づくりを考え始めると、たくさんの専門用語が飛び交い、少し混乱してしまうこともありますよね。でも、その中には「この家に住むと、こんな暮らしができるかも!」と想像を膨らませるヒントがたくさん隠れています。今日は、その中からデザインについてのキーワードをご紹介します。
グローバルデザイン
一言でいうと「世界中の人が使いやすいデザイン」です。例えば、手すりの位置や段差のない床など、小さなお子さんからお年寄りまで安心して使える工夫が詰まっています。「どんな家族構成でも長く住める家」が目指されているのがポイントです。
ユニバーサルデザイン
グローバルデザインに似ていますが、こちらは特に「誰にでも優しいデザイン」。例えば、玄関のスロープや、軽い力で開閉できる引き戸など。家づくりの中で「みんなが平等に使えること」を大切にした考え方です。
パッシブデザイン
自然の力をうまく活用するデザインのこと。太陽の光を取り込んで冬は暖かく、夏は風通しを良くして涼しく過ごせるように工夫します。エアコンに頼りすぎないから、省エネで地球にもお財布にも優しいんです。
ミニマルデザイン
「必要なものだけを美しく配置する」という考え方。シンプルだけど機能的で、掃除がしやすいのも特徴です。ものを増やしすぎない暮らしを考えるきっかけにもなりますね。
サステナブルデザイン
最近よく耳にする「持続可能な」という言葉。長持ちする素材を使ったり、省エネ設備を取り入れたりすることで、地球環境に配慮した家づくりを目指します。未来の世代へのプレゼントともいえます。
それぞれのデザインには、暮らしをもっと快適で豊かなものにするヒントが詰まっています。どんな家に住みたいのか、どんな暮らしをしたいのかを想像しながら、これらの考え方を取り入れることで理想の住まいに一歩近づけます。弊社では、自然素材のしっくいや無垢材をふんだんに使用し、環境にも優しい住まいづくりを心がけています。こうした素材の魅力を生かしながら、サステナブルな住環境をお客様一人ひとりに提案し、丁寧に設計していきます。
(写真はパッシブデザイン的な屋根です!)
設計 佐藤