設計士ブログ

2024.04.08 #佐藤保宏

安心できる家って(構造編)

佐藤保宏

皆さん安心な家ってどんな家でしょうか

まず思い浮かぶのは構造ですよね。「耐震」て言葉はご存じですか。「耐震等級」という言葉も最近よく耳にされます。

耐震等級1が建築基準法の最小値で、等級2、等級3となるほど建物の耐震性は高くなります。3が一番上で等級1の1.5倍です。この耐震等級3をしていればもー安心!!ではないんです。その出来上がった強い家の状態を保つためには「制震」があった方がベターです。

「耐震」は建物の壁や床に耐震用の壁、床を設置し、地震からの倒壊を防ぐもの。

「制振」はダンパーなどの制振装置を設置して、建物に伝わる地震の揺れを吸収し揺れを小さくし建物本体へのダメージを減らすものです。

車でも凸凹道を毎日何往復もしても壊れないようにタイヤのそばに「ダンパー」が付けて揺れを吸収し車体が悪くならないように、また揺れを吸収し乗り心地を保っています。同じようなことが建物にもあった方がいいでしょうね。是非ご検討ください。

私たち十津川の家の設計チームは社会のニーズに合った、快適なお住まいを提案するため日々知識を深め、お客様に寄り添い「こころ」が豊かに「からだ」が喜ぶ住まいづくりをお客様と共につくりあげます。

設計 佐藤