設計士ブログ

2024.06.25 #高木恵子

紙クロスと粘土塗料

高木恵子

こんにちは。インテリアコーディネーター高木です。

この度、十津川の家で使用している紙クロスのオガファーザーと塗料のレームファルベのセミナーに参加してきました。

オガファーザーはドイツの新聞の再生紙から作られています。ドイツの新聞は大豆から作るられたインクを使用しており、健康被害を引き起こす可能性のあるものが使われておりません。

塗料であるレームファルべも天然素材や健康被害のない物質のみを厳選して使用されている粘土塗料で口に入っても大丈夫といわれるほどです。また原料には再生可能なものを使用しおり、張り替えせずに色を重ねて塗ることが出来るため、廃棄物となる材料の削減になります。住む人の健康だけでなく、製造・建築に関わる全ての人の健康や私たちが住む地球にも良いものなのです。

カラーも豊富にあり、濃い色から薄い色にぶり替えても元の色の影響を受けないので、汚れたり、お部屋の印象を変えたいときに簡単に塗り替えることが出来ます。

実際にオガファーザーを貼り、レームファルベを塗らせていただきましたが、思ったより簡単で、一緒に参加した設計澤井やコーディネーターの馬場もご指導いただいた職人さんたちから「上手い!!」とお褒めの言葉をいただきました!広い面積はなかなか大変かもしれませんが、お部屋の1面だったら、楽しくできそうです。

弊社では標準は無塗装になります。広い面積は職人さんに塗装していただく方が良いと思いますが、DIY好きな方やご家族との思い出作りを楽しみたい方など、ぜひご自分で塗装することもご検討くださいね。

インテリアコディネーター 高木