

2025.08.18 #澤井大輔
家づくりを考えるとき、多くの方はまず外観や間取り、キッチンや収納の使い勝手を気にされます。
しかし、毎日の暮らしで一番「触れている場所」はどこかといえば、実は床です。
床は、家の中で最も体に近い素材。
素足で歩いたときの温もりや、冬場の冷えにくさ、そして木の香りがもたらす安心感。
それらは、床材にどんな素材を選ぶかで大きく変わります。
私たちが自然素材の家づくりで大切にしているのは、床を無垢材にすること。
特に杉やヒノキといった国産材は、柔らかく温かみがあり、家族が自然と集まりたくなる居心地のよさを生み出します。
「自然素材の家づくり=空気のきれいさや快適さ」を語るうえで、まず土台となるのは床。
床を自然素材にすることで、家全体の空気感や暮らし心地が大きく変わるのです。