2022.02.10
2022.02.10
断熱材による吸放湿性の比較
十津川の家で使用するウッドファイバーは木の繊維で作られた断熱材です。
木で作られているということは水分を吸い込んだり放出したりして空間の湿度を調整します。
湿度の高い時期や寒い時期などは壁内の金属部品など冷たくなる部分に内部結露が発生しやすくなってしまいますが、壁内の湿度が一定に保たれていれば結露のリスクを抑えることができます。
壁内で結露が発生すると躯体の腐食など建物の構造にもダメージを残すことがあるので気にしたいポイントです。
一般的な断熱材との熱照射実験の比較
ウッドファイバーの大きな特徴として次に挙げられるのは熱容量の大きさです。
物体の温度を上げるために必要なエネルギーの量が多いものほど熱容量が大きくなります。
ウッドファイバーは熱容量が一般の断熱材に比べて大きいので熱しにくく冷めにくい性質を持っています。
熱しにくく冷めにくいということは急激に外の温度が上がっても室内への影響は少なく、
昼間に貯められた熱で夜間は保温される為室内の温度を一定に保ちやすくなります。
断熱材ごとの耐火実験
断熱材は建物の外壁の裏側に必ず入っていますが万が一お隣から火が出た時に、建物を守る働きもあります。
木でできているというところから燃えやすいのでは?とイメージされた方も多いのではないでしょうか?
実はウッドファイバーは一般のグラスウールなどの断熱材に比べて火にさらされた時の耐久時間が長いという結果が出ています。
ウッドファイバーに火が当たるとその部分は炭化するため燃焼が広がりにくくなっています。
一般の健在だと解けるなどしてすぐに貫通してしまいます。
この差がいざという時の逃げる時間にも影響します。
また、一般の断熱材の場合焼けたり溶けると有毒なガスを出すこともあります。
ウッドファイバーでは万一燃えたとしても焚き火などと同じような成分しか出ないのでガスの有毒性も比較的低くなります。
いざという時は来ないことが一番ですが来てしまうこともあります。
そんな場合にも最後まで力を発揮してくれるのがウッドファイバーです。
ぜひ十津川の木で作った家を
感じてください!
十津川の木をふんだんにつかった家の良さは、
実感していただかないとわかりません。
匂い、手触り、質感など…ぜひ一度、
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